製品紹介
sFAB-a(アルファ)

電子部品の表面実装化が進む中、ディスクリート部品の使用量は年々減少してきましたが、依然、家電や車載関係を中心に表面実装部品との共存は続いており、今後もこの状況は続くことが予想されています。
一方で、以前と比較すると挿入部品の数は減っており、従来型の挿入機では稼働率の確保が難しく、老朽化した装置の更新をためらうお客様も多いようです。
sFAB-aは、量産向けの増設だけでなく、老朽化した挿入機の置換え需要にもお応えできる複合挿入機です。
3種類の挿入工程を1台に集約

1台でラジアル部品、アキシャル部品、ジャンパー線の挿入ができる汎用性の高い複合挿入機です。
設置スペースの大幅な削減
挿入機を3台連結したラインと比較して、設置スペースを1/4に削減できます。
導入コストの抑制
挿入機3台の導入コストと比較し、設備投資を1/2に抑えられます。
プログラムコンバーターもご用意しており、置換え後にプログラムを再作成する必要はありません。
仕掛り品在庫を削減
挿入機の工程間に発生する仕掛品在庫がなくなります。
専用機と組み合わせることで、部品種比率の異なる挿入基板を生産する際も、生産時間を平準化できます。
自由な部品レイアウトが可能

360°の方向に1°単位で挿入可能なため、放射状のレイアウトにも対応可能です。
段取り替え時の停止時間を最小化

段取り換え時の停止時間を、最小限に抑えるため、生産中の外段取りに対応。
着脱式パレットへ、フィーダーをセットすれば、次生産準備が完了。段取り換え時に、パレットを入れ替えることで、フィーダーの一括交換が完了します。