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部品のセットミスによる実装不良を防止|Top View Recognition (TVR)のご紹介

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部品を補給する際に、作業者が部品種や供給方向を間違えてセットしてしまうことがあります。
例えば、トレイをトレイパレットにセットする際に、トレイを置く向きを間違えてしまう場合や、部品を人の手でトレイに戻す際に、部品種や供給方向を誤ってしまう場合があります。
このようなミスは、画像処理エラーによる装置停止や誤実装を引き起こし、生産の遅延や品質の低下を招くだけでなく、廃棄やリワークといった無駄が発生します。 通常では、部品の下面を画像処理で識別することで、部品種と供給方向が正しいかを判別できます。しかし、部品の向きを判別するための特徴部分が部品下面に無く、供給方向の判別が不可能な部品も多く存在します。

このような課題を解決するためのソリューションとして、FUJIは“Top View Recognition(TVR)”をご提供しています。 TVRは、吸着前に部品上面の特徴部分を装置カメラで認識し、人によるセットミスが引き起こしていた実装不良を防ぐ手法です。ここではTVRによる主な2つの機能をご紹介します。

部品上面の特徴部分を画像認識:Top View Recognition(TVR)

TVR部品照合機能
  • 部品上面の特徴部分を識別し、画像データと照合することで、部品の使用可否を判定します。
  • 誤った部品の使用を防止します。
  • 部品上面の印字照合により部品ロットを管理します。(例:仕向け地・型式・規格別管理など)

特長部分の識別し、部品の使用可否を判定

印字照合により部品ロットを管理

TVR供給方向確認機能

部品上面の特徴部分を識別し、部品供給方向の整合性を判断します。
これにより供給方向が間違っていた場合でも、正しい方向に角度補正装着します。
※動作は角度補正装着、吸着スキップ、装置停止の3つから選択可能。

部品供給方向の整合性を判断

レーザー印字も鮮明に認識可能: ローアングルライティングユニット

レーザー印字は、撮像する角度や照明の当たり具合によって印字が見えにくくなるため、画像処理で判別しにくいという課題があります。
その場合は、装置側に新照明ユニット(ローアングルライティングユニット)を取り付けることで、部品上面の印字をより鮮明に撮像することが可能です。
※対応機種:AIMEX III/IIIc(AIMEX IISは特殊対応)
※対応部品供給ユニット:FUJIインテリジェントフィーダ、トレイユニット -LTW/LTW2

新照明ユニットにより、印字をより鮮明に撮像

基本仕様

TVR部品照合機能
機種※1
NXT III / NXT IIIc / NXT II / NXT IIc
AIMEX III / AIMEX IIIc / AIMEX II / AIMEX IIS / AIMEX
(ツインロボット/シングルロボット、通常生産/マルチ生産、対応可能)
ヘッド種 H01 / H02(F) / OF / H08M / H12HS / V12 / H24系 / DX(S1/R4/R12)
部品供給ユニット※2 不問
部品サイズ ヘッドの部品制約に準ずる
ただし、認識対象物は□6.0mm 以下
照合タイミング フィーダー:最初の1点のみ
トレイ:最初の1点のみ/全点から選択
TVR供給方向確認機能
機種※1
NXT III / NXT IIIc / NXT II / NXT IIc
AIMEX III / AIMEX IIIc / AIMEX II / AIMEX IIS / AIMEX
(ツインロボット/シングルロボット、通常生産/マルチ生産、対応可能)
ヘッド種 H01 / H02(F) / OF / DX(S1)
部品供給ユニット※2 不問
部品サイズ ヘッドの部品制約に準ずる
ただし、方向チェックマークサイズは□6mm未満
供給角度 0 度 / 90 度 / 180 度 / 270 度
照合タイミング 全点

※1 バージョン依存があります。

※2 マークカメラのストロークに制限があります。それに伴い、各部品供給ユニットにTVR使用不可エリアが発生します。

 

詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。

 

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