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チップ部品の誤実装を防ぐ LCRチェック機能のご紹介

こんな経験はありませんか?

・定数(LCR値)の違う部品を間違えてピッキング
・部品IDのシールを貼り間違えて入庫・管理
間違いに気が付かず そのまま量産で使用
その結果
導通検査で間違いが発覚
・大量のリワーク・廃棄処分・・・
・部品・基板を破損してしまった

LCRチェック機能とは?

指定したリール部品の初回セットや交換後、または部品補給(フィーダー交換、 スプライシング)した際の1つ目の部品を使い定数(LCR値)を測定し、正しい部品がセットされているか確認をする機能です。

部品を使用する前に定数(LCR値)を確認するため、間違った部品の使用を防ぐ ことができます。

対象パーツと種類と測定値

パーツ種 測定値
インダクタ L 誘導係数(H)
コンデンサ C 静電容量(F)
抵抗器 R 抵抗値(Ω)

LCRチェック機能の特長

測定後の部品セットミス、測定漏れはありません

人が介在しない装置内で自動チェックするため、測定後のセットミスや測定漏れはありません。


測定するタイミングを指定できます※1

初回セット、交換、補給後の1つ目の部品以外に、定期的な測定も行えます。


測定結果はトレーサビリティ情報として取得できます※2

日頃の品質管理にお役立ていただけます。


※1 Neximのみ
※2 オプション

基本仕様

電子部品の定数(LCR値)に合わせて、2つのタイプをご用意しています。

LCR LCR2
測定範囲 インダクタ 1μH~100μH(±20%)
コンデンサ 1nF~1μF(±10%)
抵抗器 1Ω~10MΩ(±5%)
インダクタ 200nH~1000µH(±20%)
コンデンサ 1pF~500μF(±10%)
抵抗器 0Ω※3、100mΩ~100MΩ(±5%)
対象パーツサイズ 0603~□6 mm (厚み0.2~3mm) 0603~□6 mm (厚み0.2~3mm)
対象機種 NXT II/ NXT IIc、NXTIII/ NXT IIIc、AIMEX II/ AIMEX IIS、AIMEX III/ AIMEX IIIc NXTIII/ NXT IIIc、AIMEX III/ AIMEX IIIc
対象ヘッド H08(Q)、H08M(Q)、H12HS(Q)、V12、H24系※4、DX(R12) H08(Q)、H08M(Q)、H12HS(Q)、V12、H24系※4、DX(R12)
必要なソフトウェア FUJI Flexa、Nexim FUJI Flexa、Nexim
※3 0Ω抵抗は、10m~50mΩと定義します
※4 H24、H24G、H24S、H24Aの搭載可否は、装置仕様に準ずる

詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。

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