サステナビリティ

トップメッセージ







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サステナビリティを経営の中心に据え、
「人々の 心豊かな 暮らしのために」
絶えず挑戦し続けます。

 

 私たちは1959年に工作機械メーカーとして創業以来、電子部品挿入ロボット・実装ロボットなどを世に送り出し、社会の発展に貢献してまいりました。 世界中の人々の心豊かな暮らしを支え続けていくことを会社の使命とし、創業からの精神である「innovative spirit」、世の中にない新しい価値を創造し、お客様に驚きと感動を与える商品・サービスをお届けしていくという強い思いのもと、事業活動に邁進しステークホルダーの皆様とともに歩みを進めております。

 

 変化し続けるマクロ環境のもとで将来の予測が難しい状況においても、パーパスの実現を目指していくために、当社は2023年度に取り組むべき6つの社会課題を特定し、事業領域と照らし合わせ、「ものづくり」、「くらし」、「みらい」の3つのマテリアリティを定めました。 当社が独自に築いてきた「ものづくり」技術やオープンイノベーションを活用して社会課題の解決に挑戦し、持続可能な社会の実現に貢献することは経営理念に通じる取り組みでもあります。 近年では「くらし」に関わる介護・医療分野での慢性的な人手不足、物流業界におけるラストワンマイル問題など、多岐にわたる様々な社会課題に真摯に向き合う中で、解決につながる糸口が見つかり始めた取り組みもございます。 サステナビリティを経営の中心に据えて取り組むことは、事業ポートフォリオの充実やシナジーの創出に繋がり、技術領域や知見を広げるとともに、「みらい」に向けた私たちの事業競争力を強化することができると考えています。

 

 また人類共通の最重要課題のひとつである地球環境の保全について、2023年度に策定した環境長期目標では、2050年にFUJIグループでカーボンニュートラル(スコープ1・2)の達成、サプライチェーンにおけるCO₂排出量(スコープ3)は売上高原単位で2021年度比80%減を目指します。 各拠点における地道な脱炭素に向けた活動や、環境対応製品の開発を積極的に進めるとともに、サプライチェーン全体で排出量の削減に取り組んでまいります。

 

 そして、最も重要な経営資源である社員の健康・やりがい・満足度に焦点を当て、自主性を重んじ活躍機会を増やし、ダイバーシティ交流を深め、エンゲージメントの強化に努めます。 個々の主体性を高めることで、すべての社員が持てる力を存分に発揮し、誇りをもって働くことに繋がり、仕事を通じて成長することが会社の成長に、会社の成長が世の中の人々の心豊かな暮らしに繋がる。 このような好循環を生み出し、成長し続ける組織風土を醸成してまいります。

 

 これからも事業活動を通じて国際社会共通の課題の解決に貢献するとともに、ステークホルダーの皆様との責任ある対話を行い、強固な信頼関係のもと企業価値の向上と持続可能な社会の実現を目指してまいります。

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