複雑で自動化できない
発注業務を極め、
AI化への地固めにも。

事務・営業職(生産管理)

ロボットソリューション事業本部
生産管理部門

2017年入社|都市社会工学科卒

ココロが動く瞬間

システムでは対応不能な部品発注の調整を担当しています。正直なところ「できて当然」と思われがちな仕事ですが、複雑な調整に成功する度に心秘かに感動を味わっています。たとえば、ある製品の約50点におよぶ部品の入れ替えを行った際には、「セット組みでしか使用できない」といった各部品の条件を鑑みながら新しいものを最小限で買い足すよう調整し、旧部品の全在庫を一つも廃棄することなくゼロにすることに3年がかりで成功。しみじみと達成感に浸りました。

INTERVIEW.01FUJIへの入社理由

愛知県育ちで、幼い頃から近隣の化学系や食品系メーカーの工場の見学イベントなどに行く機会が多く、ものづくりの現場に魅かれていました。就活ではIT系や金融系などの選考も受けてはみましたが、私には、やはり目に見えてわかる“もの”をつくる方がストレートで共感しやすく、やりがいも実感しやすいように思え、次第に製造業に心が傾いていきました。そんな時、大学からFUJIを紹介されて、学内で開かれた説明会に参加。猛スピードでプリント基板に電子部品を載せていく電子部品実装ロボットのデモ映像に、「えっ、すごい!」と、すっかり心を奪われました。たちまち他の選択肢は視界から消えて、「自分が純粋に感動したものに関われるんだから、ここが一番!」と、すっきり心を決めることができました。

INTERVIEW.02現在の仕事内容

FUJIのものづくりに使われる部品の種類や数は膨大で、過剰な在庫を持たずに欠品を防ぐため、基本的には自動で日々発注を行なっています。ただし、たとえば部品が変更になる場合などは、在庫を使い切った時点で切り替える必要があり、これは今のところ自動では行えません。また、まとめ買いで安くなる場合、無駄なく使い切れる上限量を予測して発注をかける必要があり、これも自動では難しい発注内容です。こうした種々のケースに対応して発注をコントロールするのが私のミッションです。特に部品変更は、事前に設計部門から書類による指示が来るのですが、複数の部品変更であれば在庫状況に応じて順次変更してよい場合と同時に変更しないと組み付けができなくなる場合があるなど、条件が複雑で、書類を読み解くのは容易ではありません。発注者の元に出向き、3D-CADを使って説明してもらって初めてわかることも多く、担当して5年目を迎える今も勉強の毎日です。

INTERVIEW.03今後の目標

将来的に目指しているのは、担当業務の処理の仕方をできるだけシンプルにして、チームでしっかり共有することによって、どうしても属人化しがちな仕事を、チームの誰もが対応できるものにしていくことです。それを突き進めれば、AI化が容易となり、自動化の範囲も大きく広げていけると思っています。とはいえ、いまだにこれまでに経験のないケースが毎日のように出てくるのが実情で、そのことだけを考えても完全な自動化への道のりは遠そうです。裏を返せば、それだけ判断力が要求される変化に富んだ仕事であるということもできます。滞りなく生産を行なっていく上で大変重要な仕事でもあり、まずはこの仕事をしっかり極めたいという想いも、強く持っています。

Proud ofFUJIの自慢できるところ

FUJIの自慢できるところ

フレックスタイム制が導入され、コロナ禍を機に浸透した在宅勤務も部署によっては継続されるなど、働きやすい環境が整っています。職場にもよると思いますが、毎月の仕事の山場さえ避ければ休みをとりやすいのも魅力です。これらのメリットは、実際に働いてみると思っていた以上に大きく感じられると思います。プライベートの予定も組みやすく、ワークライフバランスを大切にして日々の充実が図れます。

Off timeオフタイムでの1枚

オフタイムでの1枚

友人と遊んだり、学生時代から好きなアーティストがいるのでその公演に行ったり。あるいは、家事をしながらのんびり家で過ごす休日も気に入っています。最近は友人の影響で編み物を始めました。まだ初心者なのでマフラーや小物しか編んだことがないのですが、いつかカーディガンなどの大作にも挑戦したいと思っています。