先の市場動向を見据え
“FUJIのこれから”の
ビジョンを明確にする。

技術職(技術企画)

ロボットソリューション事業本部
技術企画部門

2013年入社|電気電子工学科卒

ココロが動く瞬間

製品に何かしらの不具合が生じた際、「なぜ意図していない現象が起こっているのか」について論理的に原因を究明することも、私たち技術者の重要な役割のひとつです。ただ、原因の究明は難航することが非常に多く、関係者全員で頭を悩ませ、あらゆる仮説を立てながら原因を探ります。そうしたプロセスが最終的な解決に結び付いて「これが原因で間違いない!」と全員が確信できた瞬間は、その場の様子を“お祭り騒ぎ”と表現しても過言ではないほど歓喜の渦に包まれます。

INTERVIEW.01FUJIへの入社理由

就職活動では当初、自動車関連やインフラ系をはじめ、ものづくりに関わるさまざまな企業の選考を受けていました。初めてFUJIのことを知ったのは、合同企業説明会のパンフレットを見た父が呟いた「FUJIは良い企業らしいぞ」というひと言がきっかけです。当時、営業をしていた父は仕事柄いろんな企業の噂や評判を耳にする機会が多く、父が人づてに聞いたFUJIの離職率の低さ、働く環境の良さといった生の声を聞くことができました。「それなら一度、説明会に行ってみようかな」と軽い気持ちでFUJIのブースを覗いたとき、高速かつ高精度で稼働するロボットに大きなインパクトを受け、一気にFUJIに対する興味が向上。このときのインパクトが一番の決め手となり、入社を決めました。

INTERVIEW.02現在の仕事内容

入社して長らく、制御技術部で電子部品実装ロボットの電気設計の担当者として、電気回路の検討や図面の作成、装置立ち上げ時の検証など、幅広い業務を通じてキャリアを積んできました。現在は2023年1月に新設された技術企画部でロードマップの作成、開発優先度の策定、リソースの調整などの取りまとめを行っています。こうした業務は従来、マーケティング関連の部門が担っていましたが、今後事業を継続していくにあたって「お客様に真に必要とされる機械」を追求するために、メカやソフトウェア、制御、電気、ネットワーク管理など、各分野の技術者を選抜してこの部門が立ち上げられました。FUJIの意思決定力の向上を図るための部門なので責任も重大、かつこれまでのキャリアで経験したことのない業務ばかりで日々困難に直面しています。ですが、大変なときやつらいときこそ周囲のみんなと助け合い、励まし合いながら常に“楽しむこと”を心がけて業務に取り組んでいます。

INTERVIEW.03今後の目標

新しいものを考案し、形にしていくことに深く携われる部門に配属となったことをチャンスだと捉えています。このチャンスを生かして、近い将来自分が中心となって考えた機械を立ち上げ、かつそれが主力製品となるような道筋をつくっていきたいです。ただし、ひとりでできることには限界があり、技術面からのアプローチだけで物事を考えていても「お客様に真に必要とされる機械」は生み出せないと考えています。そのため、営業や調達をはじめさまざまな部署の人たちの意見を聞き、それらを統合してひとつのものをつくり上げていくという心構えで「お客様に真に必要とされる機械」「FUJIの主力製品となり得る機械」を形にしていきたいです。

Proud ofFUJIの自慢できるところ

FUJIの自慢できるところ

私は何か意見があれば、相手を問わずはっきりと口にするタイプで、入社直後も先輩方にいろんな意見をしました。当初は「こんな新入社員、煙たがられるだろうな」と思っていたのですがむしろその逆で、先輩方は一つひとつの意見に耳を傾け、良い意見は採用し、逆に的を射ていない意見は理由も添えて諭してくださいました。こうした環境も、自分が成長できた大きな要因のひとつだと強く感じています。

Off timeオフタイムでの1枚

オフタイムでの1枚

子どもの頃から野球をしており、小学校と中学校のときにはクラブチームに所属していました。社会人になってからも社内の野球チームに所属して、休みの日には練習や試合で汗を流してリフレッシュしています。また、結婚を機に料理を覚え、今では土日は妻に代わって料理をつくるなどすっかり習慣になりました。