マテリアリティ(重要社会課題)
FUJIのマテリアリティについて
変化し続けるマクロ環境のもとで将来の予測が難しい状況においても、パーパスである「人々の 心豊かな 暮らしのために」の実現に向けて絶えず挑戦し、サステナブルな社会の実現に寄与するため、2023年度、当社は取り組むべき6つの社会課題を特定し、事業領域と照らし合わせ、「ものづくり」、「くらし」、「みらい」の3つのカテゴリーに分類される重要課題としてマテリアリティを定めました。
ものづくり
- ものづくり企業として事業活動より社会課題の解決に寄与
- 対応する社会課題
-
- 産業の効率化
- 品質安定性
くらし
- 豊かな社会へのアクセスの
拡充
- 対応する社会課題
-
- 労働人口の不足
- 働きがいのある職場整備
みらい
- カーボンニュートラル社会への貢献
- イノベーション人材の創出
- 対応する社会課題
-
- 働きがいのある職場整備
- 脱炭素
- 資源循環
マテリアリティの
特定プロセス
マテリアリティの特定にあたっては、米国サステナビリティ会計基準審議会(SASB)、Global Reporting Initiative(GRI)などの各種評価機関のサステナビリティ指標、SDGsなどを参考に注目・重要視されている社会課題を30項目抽出しました。抽出した社会課題を整理・評価し、ステークホルダーとFUJIにとっての重要度に優先順位付けを行い、社会課題のマトリクス案を作成しました。
特定した社会課題と、当社事業領域より、当社マテリアリティとテーマを策定し、取締役会へ報告、承認されました。
今後は策定されたマテリアリティとテーマからより具体的な取り組みに落とし込むことで社会課題の解決に取り組んでまいります。
社会課題の抽出
- 各種サステナビリティ指標、SDGsなどを参考に30項目を抽出
社会課題の優先順位付け
- 重要な社会課題を抽出し、社会課題マトリクス案を作成
妥当性・網羅性の議論
- サステナビリティ推進委員会にて議論
社会課題の優先順位付け
の再評価
の再評価
- ステークホルダーへアンケートを実施、結果をマトリクスへ反映
社会課題のマトリクス案については、サステナビリティ推進委員会にて妥当性と網羅性について議論を行い、優先順位付けの再評価のためステークホルダー(従業員・国内子会社従業員、サプライヤー、投資家)へアンケートを実施し結果をマトリクスに反映することで特に重要度の高い社会課題を特定しました。アンケート : 2024年2月上旬実施対象者 : FUJI従業員・国内子会社従業員・サプライヤー・機関投資家回答数 : 1,214件
抽出した社会課題
×
当社事業領域から
当社マテリアリティを策定
×
当社事業領域から
当社マテリアリティを策定
- 取締役会にて報告・承認
社会課題マトリクス

ものづくり
産業の効率化
リスク
- 新技術の進展に伴う既存ビジネスモデルの陳腐化
- 労働生産性の低下による収益性悪化
- 顧客の自動化ニーズに対応できない場合の市場競争力喪失
- 製品開発競争の激化による開発費用増加
- サイバー攻撃やシステム障害による業務停止・生産性低下のリスク
機会
- 革新的なソリューション提供による新市場開拓
- DXやAIの活用による生産性の飛躍的な向上
- 事業ポートフォリオの見直しによる新事業創出
テーマ
自動化・省人化/無駄がないものづくり
- 電子部品実装ロボット(マウンター)
- 半導体製造装置(ダイボンダ)
- 工作機械
- スマートファクトリー展開
- 事業ポートフォリオの再構築
ものづくり
品質安定性
リスク
- 不具合発生による顧客からの信頼低下
- 品質向上に向けた投資の増加
- 教育体制の未整備による品質のばらつき・不具合発生リスク
- サプライチェーンの不安定化による品質リスク
機会
- 品質マネジメントシステムの高度化による信頼性向上
- トレーサビリティ・IoT導入による品質保証体制の強化
- グローバル調達の最適化によるコスト競争力・品質の安定
- 「実装不良ゼロ」の実現による顧客からの信頼向上
テーマ
DX・スマート化/グローバル
連携
連携
- ITソリューション
- トレーサビリティ
- サービスネットワークの強化
- トレーニング体制の強化
くらし
労働人口の不足
リスク
- 採用競争の激化による人件費増加
- 工数不足による納期遅延・顧客からの信頼低下
- 生産性低下により、顧客へ提供するサービスの質が低下
機会
- 自動化・省人化ニーズの高まりによる需要増加
- リモートワークや複業制度導入など、柔軟な働き方支援
- 性別や国籍を問わない、多様な働き手の確保
テーマ
人材不足/ラストワンマイル問題/高齢化
- スマートロッカーシステム
- 介護ロボット
- 女性管理職・海外従業員比率の向上
くらし
みらい
働きがいのある職場整備
リスク
- 従業員のエンゲージメント低下による離職率の上昇
- 人権侵害による企業イメージ毀損
- 技術者の流出による開発力・継続性の低下
- 従業員の健康リスクの増大による医療費・福利厚生費の増加
- 労働環境の悪化による従業員の心身の健康リスクやモチベーション低下
機会
- 働きがいの向上による従業員のモチベーション向上・組織活性化
- ダイバーシティ&インクルージョン推進によるイノベーション創出
- 企業ブランドの強化による優秀人材の獲得・定着
- 充実した教育制度による人材の高度化
テーマ
健康経営/次世代への教育支援(くらし)
- 心身の健康配慮
- 地域教育
テーマ
ダイバーシティ/キャリアパスと成長機会(みらい)
- 働きやすい環境の整備・制度の充実
- 教育制度・評価制度・育成プログラムの整備
みらい
脱炭素
リスク
- 炭素税の導入や排出量規制強化への対応に伴うコスト増加
- ESG評価の低下による投資家からの関心低下
- Scope 3への対処遅れによる取引機会の喪失
- 異常気象による事業活動停止リスク
機会
- 再エネ導入や省エネ技術によるコスト削減
- 脱炭素対応製品・サービスによる新規事業創出
- 環境先進企業としてのブランド価値向上・投資家評価獲得
テーマ
気候変動への対応/リスク管理・ガバナンス強化
- バリューチェーン全体でのCO2排出量削減
- サステナビリティへの取り組み強化
- ガバナンス体制の強化
みらい
資源循環
リスク
- 資源価格の高騰による原材料コスト増
- 廃棄物処理に関する規制強化や罰則リスク
- 環境意識の高い取引先からの選別リスク
- 部材の入手難による製品供給停止リスク
- 廃棄物処理コストの増加
- 自然災害や地政学的リスクによるサプライチェーンの寸断・物流停滞
機会
- リサイクル原料や再利用部材の活用によるコスト最適化
- 資源効率の高い環境配慮型製品開発による競争優位性確保
- 廃棄物処理などの静脈産業に資する環境貢献製品による事業機会の拡大
テーマ
環境貢献製品の拡充
- サプライチェーンマネジメント
- 大気圧プラズマユニット
- エレクトロニクス3Dプリンター
- 廃棄物選別ロボット
挑戦が未来を動かす。
進化を止めないDNA。
人と技術が紡ぐストーリー。